2006年08月
2006年08月31日
おかやまっ子 最終回
FM岡山「FreshMorningOKAYAMA」木曜日に放送してきた「夏休み特集!飛び出せ おか山っ子」。最終回。これまでは森田の朗読でお送りしてきたが、今日は美作市英田小学校・高坂たくむ君をスタジオにお迎えした。小学校三年生の部・特別賞の「ぼくの書初めとっくん」を自ら読んでもらった。たくむ君、家で一生懸命練習してきてくれたようだ。マイクの前で大きく深呼吸して読み始め、感情もたっぷりこめて力強く読んでくれた。かっこよかったよ!たくむくん!
たくむくん、お父さん、お母さん、妹さん、家族そろってFM岡山に来てくださった。実は作文を読む以外は、すごく緊張していた様子。でもたくむ君の口にする言葉一つ一つがユニークというか、普段からいろいろなことを吸収しているのだなぁと感じた。妹さんはおしゃまさんでとても可愛らしく、しっかりさんだった。
8月31日。森田の夏の思い出は「和みおかやま」(ソウルノート)の上梓、そして子供たちの瑞々しい感性にふれることができた「おかやまっ子」との関わり。休みがとれなくても旅行に出かけれられなくても、貴重な機会をたくさんいただいた密度の濃い夏だったような気がする。
2006年08月30日
山中先生 「おか山っ子」を語る
8月限定「夏休み特集!飛び出せおか山っ子」。毎週木曜日、FM岡山「FreshMorningOKAYAMA」の9時台冒頭でお送りしている。いよいよ明日は最終回。今日のインタビューコーナーは、「おか山っ子」の編集などに携わってらっしゃる岡山県教職員組合の山中先生にお話を伺った。
戦後まもない頃から、岡山の子供たちの思いや感性が詰まった文詩集「おか山っ子」。全国的にもこんなに長く出し続けられたものは珍しいとか。当時の貴重な作品集を拝見した。空襲にあい家が焼かれたことなど、当時の10歳くらいの子供の実体験、戦争が終わって強く生きていこうする前向きさが作文から伝わってきて、思わず目頭が熱くなった。歴史を重ね作文や詩で扱う題材も変わった。「おか山っ子」はまさに子供たちが紡いできた歴史が、子供たちの視点で描かれている。
また、各学校でも取り組まれている「作文」。身近な出来事や思ったことなど難しく考えないでまずは書いてみることも大切だな、とあらためて感じた。こうして一冊に仕上げていく作業は、それぞれの学校の先生方はもちろんのこと、岡山県教職員組合の方々のご尽力があってのこと。まさに子供たちの未来のために愛情を注ぐ「大きな縁の下の力持ち」。
「こどもたちのココロがここに」
作家・重松清さんが帯に言葉を寄せた今年の「おか山っ子」。今回から県内の書店でも販売されるようになった。より多くの人たちに手にとっていただけると嬉しい。
2006年08月25日
金曜日・今日のお仕事
18時半までプロジェクトの仕事。ダッシュで移動して某所でのコミュニケーションン研修。
新人さんお2人はお盆にお休みをとってリフレッシュできたとのこと。今日は腹式呼吸の方法や口の開け方のほんの入り口を前半実施。今回の研修ではプログラムに入れていない項目だが、少しやってみるだけで2人とも顔の筋肉が柔らかくなったみたい。その後「敬語」など会話を通しての研修。そして!今日もケーキが前回大喜びしすぎたため、上司の方に気を使わせてしまったかな・・・反省。でもうれしい〜!この後も予定があったので、エネルギーが補給できてホッ
安井祥二監督・自主制作映画
「海より上、屋上より下」
現在「タウン情報おかやま」で「安井祥二の映画制作日記」好評連載中!
(安井さんの写真、また詳しくはこのブログの6月5日を!)
信じられないことに、先週、森田にも出演依頼が
「ひゃー!!ど、どうしてっ!!」「森田さんが必要なんです」という低い声で熱く語る安井さん。こ、これってプロポーズの言葉みたいじゃん!!他でいわれてみたいよー!と半ば自虐的、いや興奮気味の森田。
「だ、大丈夫?私なんかで」「もちろんです、森田さんじゃなきゃいけないんです!」ほ、ほんと?ひゃ〜!出演依頼って、まさに理想の口説き文句じゃ・・・。
この映画の出演者がすべて決定。今夜顔合わせが行われた。仕事を終えて遅ればせながら会場に到着。
タウン情報岡山で見た主人公とヒロインがいる!ドキドキ。あらためて全員自己紹介。皆さん、安井さんの自主制作映画への情熱に賛同して参加を決めた方々。本当の役者さんはお二人。また今村監督の映画に地元エキストラのご経験が何度かある方もいらっしゃった。その他はみんな初めての「映画」!でもみんなで「映画を創り上げる」という未知の世界に希望を抱いている様子。わ〜いい空気だ〜。
さて私の役は・・・。「ヒロイン飛鳥のお母さん役です」電話ではそれだけしか聞かされていなかった。「そうねそうね、高校生の娘がいてもおかしくない年齢だから、ぎゃははは!」と言いつつつも、実はどんな母親かしらん、と想像ばかりが膨らんでいた。
台本をいただき、震える手でページをめくり・・・「ん〜、なるほど・・・」
2006年08月24日
ぐちゃぐちゃな部屋、それは…
こんなに激しく腹が立ちやりきれなく切なくなってしまうなんて情けない。「何でこんなにふりまわされなきゃいけないの?」と。
現在私は会社員ではない。フリー。一日の内に、2、3箇所続けて違う現場で仕事をすることも多い。仕事の場はブログや公の場で知られているところばかりではないので、その現場がどこなのかはオフレコ。
Aという仕事の現場。「ある人」の「ある理由」で今後そこが何かと大変な状況になることを誰もが予測できた。事情を知った関係者達が今後どうするか必死で考え調整のために動いているのを目の当たりにした。私でお役にたてることなら・・・。しんどいけど、何とか無理をすれば今後皆が楽になる、現場も人もいい空気になっていく、それは私にとっても嬉しいことだから・・・と考え、正直かなり無理をした。私はフリーという立場で仕事をさせていただいている。仕事の現場は様々。使ってくださっている様々な場や決まっていたスケジュールも大幅に変更するため、ここ数日、関係各位・各所に説明をしお願いをした。結果ご理解をいただき、「大変更」が何とか完了した。ふ〜っつ。なんとかなるもんだぁ〜
が!が!が!しかし!!その「ある人」の「ある理由」は白紙に戻ったという。他の人からその朗報を聞いた。それはめでたいそのAという現場は今まで通り。よかった。
え〜っ??じゃぁ、私の「大変更」はどうなるの?スケジュールに絡んでいたBやCやDという他の仕事の場に必死でお願いしたのに。いや、いい、それは別にいい、よくないけどいい。私が心の中で怒り狂ったのはそんなことではない。「ある人」は自分のことで周囲が調整をしていることは知っていたのだ。それでも「ある理由」を白紙に戻した、深く考えた末のこと、私がとやかく言う事ではないだろう。「ある人」の人生なんだから。
私が怒ってるのはそんなことではなく!「あなたの理由で周囲が必死で動いた、森田が調整をしたことも知っていたでしょ、Aという現場ではいつも顔を合わせているのに何で本人から一言もないの?」
そう、その一言。本当は私が調整している時でも一言欲しかった。それが無理なら、「ある理由」を白紙に戻した時に本人から言って欲しかった。その現場では同じ空間ですごく近い距離にいるのに。私はAという現場に使ってもらっている立場だからすぐ近くにいる「ある人」に、この気持ちを伝えられなかった。でもこの状況なら、「ある人」から一言あってもいいでしょう?ねぇ?電話でもメールでもいいでしょう?でもこんなに不快になるなら本人に自分の気持ちを言えばよかった。
前置きが長くなった。その怒りや情けなさや何ともいえない不快感。何とか解消せねば、明日の番組にも影響してしまう!もちろん他の仕事にも!気分を切り替えるべく、夜帰宅して21時頃から部屋の模様替えを始めた。引越し以来の荷物の大移動、足の踏み場もないほど。思っていた以上に心身ともに疲れていた。結局夜中になっても終わらず・・・。時計は3時すぎ。少しでも眠らなきゃ。そして不快感と共に5時起床。そして「フレモニ」へ。
番組に向き合っていると、不思議と心が浄化されてきた。気持ちを切り替えながら放送はしたつもりだが、こんな精神状態ではリスナーの方に申し訳ない。
情けない。こんなに怒っている私。それは裏を返せば「ある人」に「期待をして」しまっているってこと?かな?その「期待」に「ある人」が応えてくれないから腹を立ててしまうのだろうか。本人に怒らなくても、この怒りだったり情けない気持ちになったことですごく力を使ってしまい疲れてしまった。スケジュールを「大変更」してそれをまた元通りにすることは、私のキャパシティではかなり苦しいことだった。でもそんな作業よりも、こんな何ともいえない感情が苦しいと思った。
ひょっとしたら、気づかないうちに私も人を不愉快にさせているのかもしれない。迷惑をかけない努力をしているつもりだが
「ある人」を心の内で責めても仕方がない。私がその人と同じことを他の人にしないこと。最終的にはそこにたどり着いた。
2006年08月22日
2006年08月20日
日曜の午後
午前中の仕事を終え午後をゆっくり過ごす。岡山市いずみ町・県総合グラウンド内にある「キューティパイ倶楽部」(※『和みおかやま』(森田恵子著ソウルノート刊)P6,P7)へ。両親と出かける。「本を見て行ってみたかったんじゃ」と父。そりゃそりゃ、身内からの言葉でも本の反応はうれしい。「この辺は昔からよう来とったけどこの建物に入るんは初めてじゃ」と、興味深々のようだった。
普段はカフェだが手作りウエディングの会場としても人気が高く注目されている。今日は偶然ブライダルフェアも行われていたらしく店内の一部にウエディングパーティのディスプレイがされていた。でもカフェ内に違和感がなくとても素敵な雰囲気。両親ともに「ほ〜」の連続。紫色で統一されたフラワーアレンジ、シンプルなテーブルディスプレイ・・・ウエディングのもとに集う和やかな人々の笑顔が浮かぶようだった。
明治後期の近代風建築を使ったカフェ、そこから見る木々の緑の美しさ長くこの地で季節を彩ってきた樹木の広がりや池の様子を、父も母もコーヒーをゆっくり味わいながら眺めていた。
席をたって戻ってくる時に邪魔しては申し訳ないような空気を二人の背中は醸し出していた。でも再び私が顔を合わせると岡山弁の会話が繰り返されたため、先ほどの空気はどこかへ一気に去ってしまった。
父に送ってもらい母と二人で岡山市デジタルミュージアムへ。
「マリアテレジアとマリーアントワネット展〜華麗なるハプスブルク家母と娘の物語〜」最終日、大勢の人が訪れていた。華麗な貴金属や絵画、衣装、調度品など約130点!デジタルミュージアム開館1周年記念にふさわしい見ごたえのある企画展だった。
実家に戻ってとうもろこしにガブリ!美味しい!実家の近くで小さな小さな畑を借りているらしく、野菜などを植えているようだ。昨年失敗したとうもろこし、今年は成功したようで本当に甘くて驚いた
大病をして手術をして数年たつ父。体はすっかりガリガリ無理は禁物だが、何かを育てたり趣味のギターを楽しむ時間ができてよかったと思う。まぁ、そんな(我儘な)父を支えている母に何といっても頭が下がるのだが・・・。