2009年04月
2009年04月15日
2009年04月01日
ほほえみリレー
岡山市東畦「光南病院」で開催中の『写真家・田中園子個展 ホスピタル・ギャラリー「ほほえみリレー」写真展』。
病院の廊下の壁がギャラリー。「ふれあい」「リハビリの周辺」「東畦地区周辺」「仕事現場のスタッフ」という4つのテーマを設けた写真約100点が週テーマごとに展示されています。
リハビリや看護・介護をしている時の患者さんと職員の方のやりとり、リハビリの時に使う道具、病院やその周辺の風景、スタッフひとりひとりの真剣なまなざしや笑顔など、さりげない日常の一コマが切り取られています。
今日のFM岡山「FreshMorningOKAYAMA」のゲストは、医療法人自由会事業部長で『ほほえみプロジェクト』事業部長の折野和己さん。
「一般には病院での治療やリハビリはどこか暗かったり重いイメージを持たれますが、治ったり回復したり新しいことができるようになる過程でいくつもの元気や微笑みがうまれてきます。そんな姿をみて、職員もやりがいを感じ、私たちにできることを探そうと一生懸命頭を使います。
一生懸命で笑顔にあふれた職場なら、いつしか職員の満足度も上がって、それが患者さんやお客様に反映される…お客様はもちろん、職員が元気になるといつおまにか笑顔になるようなことを、スタッフみんなで考えていこうとというのが始まりなんです」
大阪外大をご卒業後、毎日新聞の記者を経て韓国に留学。帰国後、新聞社、出版社を経て「こうなん医療グループ」に就職なさった折野さん。四国のお父様が倒れてお母様が一人で看護ができない状況を切なく感じ、実家に近い岡山での就職を考えたそうです。
「職員の誰かが、こういうのをやってみたい、そんな声があがる雰囲気をつくっていきたい」と折野さん。これまで入所の方がリハビリで描いてきた絵手紙やちぎり絵、ちょっとした美術館気分になれるようなコローやミレーの絵葉書の展示、岡山の若いアーティストとのコラボレーションできるものなどをさがしてゆきたいですね」
『ホスピタル・ギャラリー 田中園子写真展・ほほえみリレー写真展』
4月16日(木)まで。岡山市東畦「岡山光南病院」にて開催中。