2006年10月30日
ボーイスカウト
「考えてみると、不思議とボーイスカウトでやってきたことが自分の支えというか基礎になっているようで・・・」
仕事を終えて夜も更けた頃、急な打ち合わせのため旧知の友と会う。その友人が、ふと会話の中でそう言った。
子供の頃のボーイスカウトの話は知っていた。会社を辞めて独立し苦境を乗り越えた友人の強さや優しさはその頃培われたものなのかな。
「まだ、乗り越えている途中。山を越えたと思ったら次の山を登っている。いい経験をさせてもらっているよ」
もっと若かった頃、友人の語る夢や思いを聞くたび、私にとっては漠然としか受け止められなかった。ひょっとしたらあまり肯定的に捉えていなかったかもしれない。そんな夢を苦しみながら悩みながらも少しずつ形にしていこうとするその姿が、今はとても眩しく思える。
「いい意味で、すべてにおいて腹をくくっている。」その言葉から友人の潔さと本当の意味での前向きさや「人への思いやり」を強く感じた。
神様が、今日会うように機会をつくってくれたのかな。
「自分ではどうにもできないことで落ち込む」ことが続く。そんな時に顔をあげるきっかけを与えてくれる人と話ができた・・・かもしれない。
「自分ではどうにもできないこと」と諦めるのは少し早い、「自分だからできること、自分なりにもう少し努力してみること」にあらためて気づいた時間だった。
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この記事へのコメント
1. Posted by 備前風 2006年10月31日 23:23
素敵な葉書が、届きました。心が温まりました。そしてこの日のブログを拝見して、少々沈んでいた気持ちに、元気をいただけた様で・・・。感謝いたします。2日のオンエアーどうぞよろしくお願いいたします。