2006年11月22日

岡山に烏城紬あり

c4ad3ac5.jpg機の音っていいなぁ。自分にはとうていできないことなんだけど、不思議と懐かしく温かい空気に包まれていく。

今日のFM岡山「FreshMorninngOKAYAMA」インタビューコーナーは烏城紬四代目織元・須本雅子さん

緯糸に「からみ」とよばれる工夫がされている烏城紬は、強く、独特の風合いがある。手紬の平織で緯糸は撚りがなくやや太くしてあるため、筬(おさ)の折込みで布が重目となるとか。保温性が抜群なのはこのためという。

 

c1516ad7.jpg糸を撚りつなぐ作業、染め、はもちろんのこと、織るまでの工程も細かく時間のかかるもの。織ってるい間は「とにかく無心」なのだそうだ。すべて手作業。一度にたくさん作れるものではない。

大切に作り上げた反物を人に渡す時の雅子さんは「気に入っていただけるかどうか・・・」と、いつもとても控えめでいらっしゃる。私が5年前にお願いした薄紫の烏城紬が出来上がった時も同じだった。思っていた以上の仕上がりに感激し、袖を通すたびにその軽さとあたたかさや風合いの良さを実感している。とても楽なのでその烏城紬を着たまま焼肉を食べに行ったこともあるほど・・・。

 

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母の姿をじっと見つめる娘さん(写真右)。毎日通って烏城紬の技術を取得しながら制作に励んでいる。「五代目になってくれるといいのですが・・・」と雅子さん(写真左。)この烏城紬を継承していきたいと、講座の生徒さんたちも真剣に学んでいるという。週末には生徒さんたちの作品展も「ゆるびの舎」で開催される。

女優の壇ふみさんを始め全国の着物・紬ファンが慕う須本雅子さんの烏城紬。岡山の人たちも袖をとおしたり触れたりして、岡山の素晴らしい伝統工芸を身近に感じていただけたら・・・と私も強く思っている。

 

 



keichun_cafe at 23:48│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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