2006年12月11日
思うこと、あれこれ
終日、W−Styleプロジェクトの仕事。
W−Styleでは2月に「お店づくりセミナー」を開催予定。午後からそのパンフレット撮影を岡山市某所の人気飲食店で実施。年末の忙しい時期、仕込みの貴重な時間を使わせていただいた。ご協力くださったお店の皆様、ありがとうございました。
夜は岡山市某所でコミュニケーション研修。これまで実施してきたスタッフの方々の研修が一区切りついたので、スタッフの上司の方、つまりそこのトップの方とのセッションを開始することになった。
休憩で出してくださったケーキ。ほっ。疲れている時も、そうでない時も、甘いものには癒される・・・。そして休憩後、さらにセッションが繰り広げられた。
職場全体のスキルをあげていくこと、スタッフ自身の成長を心から願っているA氏。セッション後「自分には気づいていなかった視点、内容だった」と感想を伝えてくださった。A氏のとても真剣な姿勢に、こちらもやる気がさらにわいてきた。これまで気づかなかったことを「気づいた」と言ってくださるトップの方はあまり多くない。「会社から言われて無理やり受けています」という雰囲気が伝わる管理職研修を何度か経験したが、なかなか心を開いていただけないこともある。私の実力不足でもあるのだが・・・。何度か時間を重ねていくと中にはA氏のようにおっしゃる方も増えてくるのだが・・・。
スタッフ、または「部下」という立場の方々に研修を行うなかで、常に思うことがいくつかある。例えば、研修によって彼らにいい形で変化があったなら、同じように管理職やトップの方々にも「変化」していただきたい、ということ。上の立場にいらっしゃる方はそれぞれ実績やスキルを重ねれてきたであろう。だからこその「立場」であり、「権限」なのかもしれない。しかし、職場では、時にその優位なるものが悪影響を及ぼしているケースが少なくない。「自分の言動はすべて正しい」と口には出さずとも思っている上の方々が実に多いのだ。そういう方々は大体が部下やスタッフ達のやる気を削いでいたり、人の言葉に耳を傾けていない。
「働くこと」は苦しいことでもある。「闘い・戦い」という人もいるかもしれない。それも確かに一理あるかもしれないが、そんな中でも互いに「モチベーション」を保つこと、「満足感を得ること」「楽しいと思える瞬間をもつこと」は大切な要素だと思う。それには、管理職の方々や上に立つ方々の「意識」が、職場の精神衛生に大きく関わってくるのかもしれない。