2008年08月13日

小説家・三羽省吾さん

三羽さん

今日のFM岡山『FreshMorningOKAYAMA』インタビューコーナーのゲストは岡山市出身の小説家・三羽省吾さん。最新作『タチコギ』は岡山の架空の場所が舞台。岡山弁もたくさん出てきます。

 

 

<『タチコギ』(幻冬舎)あらすじ>  

<あの頃だって子どもたちは泣いていた。

けれど、いっぱいいっぱい笑ってた。>

333ae5c4.jpg 柿崎信郎は、不登校になっている小学4年生の息子智郎を連れて祖母の葬儀のため、故郷に帰ることになった。柿崎が智郎と同じ年だった1978年6月、「ノブ」と呼ばれていたあの頃。そこには大きな鉱山があった。

 ノブは5人の友だちーウネリン、チクワ、タカオミ、ガボちゃん、ジャガ夫と、悪戯したり女の子を追い掛け回したり、恋をしたり、野球をしたり…とにかくいつも何かに興奮していて、いつも何かで忙しかった。そんな中、鉱山の経営方針転換による影響が子供たちの世界にも色濃く影を落とし始める・・・。

 

333ae5c4.jpg

 

 あの頃。今よりも遥かに貧しく、「格差」というものがはっきりとあった時代の、生々しい日々の匂い。その中で生き生きと過ごしていた自分たちの姿・・・。30年ぶりに訪れた故郷で、柿崎は、父親として、同じ男の子だったものとして、息子に何を伝えられるのかに気づいていく。

 <『タチコギ』幻冬舎・作品帯より参照>

 

三羽さん「最初は、子供のおもしろくバカバカしい、明るい話を書ければ、と思っていた」と、主人公と同じ40歳の三羽さんは話します。「書いていく中で、子供のころ、なんとなく思っていたこと・・たとえば格差や差別やいじめや・・・こういうことだったんだ、と見えてきたり理解できるようになって、現代の問題ともシンクロしてくるなぁと思ったんです」

三羽さん

タチコギ』が、主人公の10歳の頃の話と40歳である現在の話と交互で展開するのは、そんな理由があったんですね。

(写真は幻冬舎の編集担当の方とIディレクター)

 

インタビューでは、公式には出てこないプロフィールも少しご紹介させていただきました。

三羽さん生まれは岡山市奉還町。岡山市の石井幼稚園、石井小学校へと進みます。クリクリした瞳の元気いっぱいの少年・省吾君とはよく遊びました。幼稚園のお弁当の時間、イチゴをとられたり泣かされたり笑ったり・・・

イタズラ好きの省吾君はいつもみんなの人気者。

お父様の仕事の関係で小学校3年生からは倉敷市立中洲小学校に転校。野球少年だった三羽さんは地元の少年野球チーム「中洲パワーズ」で活躍。小学校卒業後再び岡山市内に戻り岡山市立操山(みさおやま)中学校に入学、中学3年で岡山市立京山中学校に転校。

三羽さん

関西高校を経て、岡山商科大学へ。(大学生になって森田は三羽さんと再会)大学卒業後、大阪の広告代理店に入社。が、3年で会社を辞めて苦悶の20代・・・。

「自慢できない生活でフラフラして・・・」という苦しかった経験は、デビュー作『太陽がイッパイいっぱい』の中に反映されています。小説家デビューは3つめの会社となる広告代理店時代。社長さんを始め社内の人たちからの温かい声援を受けながら会社員と小説家2足の草鞋。その会社を今年6月に円満退社しました。

 

さて番組では、三羽さんとスタジオを出て懐かしの奉還町、石井小学校へ行くことに。

その様子&インタビューは来週OA。

8月20日(水)7時30分〜10時

FM岡山「FreshMorningOKAYAMA」

(インタビューコーナーは9時25分頃)

 



keichun_cafe at 23:43│Comments(2)clip!

この記事へのコメント

1. Posted by 和田 晋   2009年01月08日 13:08
 小学校時代の教え子の省吾君の活躍,うれしく思います。インタビューの記録を見ていると,1点気になることがありました。「中州」ではなく「中洲」です。小学校名もチーム名も。訂正よろしくお願いします。
2. Posted by 林   2010年05月17日 21:04
およ・・
2008年で40歳で石井幼稚園、石井小学校といえばウチの同級生だわ。そんなウチも石井幼稚園、石井小学校(島田本町出身)
あえて森田さんには触れないでおこう。(暴露してどうする

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